血液やリンパ液の流れが滞って細胞間液が溜まってしまうことが、むくみの正体でした。それでは、なぜ血液やリンパが滞ってしまうのでしょう。
むくみの原因
・立ちっぱなしや座りっぱなしなど、同じ姿勢を長時間続けることは、むくみの原因の第一に挙げられます。筋肉の動きも血液やリンパ液を流すのに働いているので、同じ姿勢を続けて筋肉の動きが少なくなると、体内の水分の動きも鈍くなってむくんでしまうのです。この時、特にむくみやすいのが足です。足は心臓から一番遠いので、血液を押し出すポンプ(心臓)の力の影響も小さくなっているのです。逆に、重力の影響は一番大きく受けます。これは、血液やリンパ液にとってはダブルパンチです。特に、血液にとっての心臓のようなポンプを持たないリンパ液にとって、重力は最大の敵です。体をめぐるために得られる力は小さくて、循環を阻止する力を大きく受けてしまうというわけです。
・体が冷えて血行が悪くなることも、むくみの原因となります。体が冷えると血管が必要以上に収縮して血行が悪くなります。血行が悪いと細胞間液中に水分が溜まってしまい、むくむわけです。血行不良と冷えとむくみは切り離せない関係にあります。
・運動不足もむくみの原因です。運動をしないことで新陳代謝が悪くなります。また、筋力が衰えるため、血液やリンパ液を流す作用が充分に働かず、血流が悪くなりやすいのです。
・ビタミンやミネラルが不足したり、塩分を摂りすぎたりという栄養バランスの悪さも血液などの体液に影響してむくみを招きます。ビタミンやミネラルが不足すると血液がドロドロになって流れが悪くなりますし、塩分が多すぎると体内の水分がうまく排出されないからです。コンビニ食やインスタント食品など、私たちの周りには塩分が多いものが溢れています。
このようなことがむくみの原因です。どの原因をとっても、結局は血液やリンパの流れを良くすればむくみは解消されることがわかります。
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